行政・業界動向

新・湯治セミナーで“イマドキの湯治”を紹介

環境省主催の第1回新・湯治セミナーが5日、「温泉地でのイマドキの湯治を考える」をテーマに日本交通公社ビルで開催された。

セミナーでは、環境省が温泉地活性化の方針として取り組む“新・湯治推進プラン”について、①楽しく、元気になるプログラムの提供、②温泉地の環境づくり、③“新・湯治”の効果の把握と普及、全国展開の3点を柱にしており、これらをもとに温泉の健康や観光への有効活用性を目指していると紹介。加えて、今年4月からメンバーを募集しているチーム新・湯治(11月現在177名が在籍)の取り組みや全国各地の新・湯治の動きについても報告された。

続いて、現場の声として、草津温泉観光協会会長の中澤敬氏が“温泉地全体での湯治”の取り組みを、サリーガーデンの宿 湯治柳屋代表取締役の橋本栄子氏は“宿からまちへの湯治”、滝野川自動車・観音温泉代表取締役社長の鈴木和江氏は“宿での湯治”について、それぞれ事例を発表した。

新・湯治セミナーは『温泉地の滞在を改めて考える』を共通テーマに、今年度は全3回開催。次回は1月25日を予定している。

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