日本製品、日本市場への関心高まる
アジアパシフィックエリアの美の祭典「コスモプロフアジア2009」が11 月11 日~13 日、香港コンベンション&エギジビションセンターで開催された。
今年は39 カ国から昨年比3.5%増の1412 社が出展し、最新のビューティプロダクツを競い合った。世界的な不況の中、世界中から41,000名以上が来場。展示規模も前年から拡大し、アジア最大のビューティショーにふさわしい活気に溢れた3 日間となった。
日本からの参加企業はタカラベルモント、竹本容器、東洋発酵、森川健康堂など25 社。日本製品への関心は高く、ほとんどの日本企業ブースは、商談が途切れることは無かった。
日本パビリオンでは、ヘアケア「ELENCE2001」(マーナーコスメティックス)や回転するマスカラ「SPIN EXTENSION MASUCARA」(ユニットジャパン)、フット角質ケアの「BabyFoot」(リベルタ)が人気で、そのほかにも、まつげやリップの商材などに人だかりが出来た。
出展企業は概ね「日本製品への関心は年々高まってきている。中国、香港を始めとするアジア圏や欧米、中東企業とも良い商談ができた」と手ごたえをつかんだ。
12 日のセミナー「日本のビューティ市場の課題と展望~日本のナチュラルコスメとスパ」でも、日本進出を熱望する欧米、南米企業や日本製品に関心の高いアジア各国から多くの聴講者が集まり、熱のこもった質疑応答となった。