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日本初、スパ施設認証制度スタート

今年度は、認証制度スタート、モデルサロンオープンへ

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 沖縄県エステティック・スパ協同組合(理事長新城恵子)は2 月15 日、「沖縄スパ施設認証制度普及セミナー」を開催。いよいよ、国内初となるスパ施設の認証制度への取り組みが始まった。これは沖縄スパブランド化事業の一環。

 平成18 年から2 年間にわたった「琉球エステ・スパ研究会」の活動を受け平成20 年6 月設立された。研究会で明確となった、「認証、人材育成プログラム、組織の必要性」といった課題に取り組んでいる。


 21 年度の沖縄スパブランド構築促進事業は、県観光商工部新産業振興課より委託というかたちで沖縄スパ施設認証制度創設や、認証マークの作成に向けた取り組みがなされた。
 平成22 年度、本格的に、認証制度のスタート、モデルサロンオープン、などが予定されている。その後、認証取得施設情報は、HP や情報誌で施設情報を発信し施設特徴で旅行エージェントが旅行商品化し、顧客が選択していく流れを作る。
沖縄の天然資源を活用し地域活性へ
 
 同組合は、沖縄スパを、「沖縄独特の空間演出のなかで、健康と美の維持・回復や癒しの提供を目的として、沖縄のちむぐる(肝心)をもって、水をはじめとする沖縄の天然資源を活用した様々な専門的施術サービスを提供する施設」と位置づけた。
 施設空間、粧材、アメニティなどに沖縄の地域資源であるクチャ、月桃、ウコン、ハイビスカス、ゴーヤ、海洋深層水などや伝統工芸品が活用されていくことになる。
 今後、スパの品質の向上、ブランド化を進め、観光集客、地場産業の活性に役立てていく狙い。地域主導で、スパを地域振興事業の柱ととらえた取り組みは全国でも類がなく、今後の動向が注目されている。

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