第88回健康と温泉フォーラム定例研究会が「温泉新時代への展望―湯治場からの提言シリーズ」と題し、7月23日に都内で開催。酸ヶ湯温泉温泉療養相談室主任、温泉療養指導者の畑田素子氏が講演を行った。
酸ヶ湯温泉は昭和29年に当時の厚生労働省から国民保養温泉地第一号指定を受け、現在も全国各地から多くの観光客や湯治客で賑わう。講演では湯治場の昔と今の様式の変化や温泉療養の現場に寄せられる相談の実例などを紹介した。
第89回研究会は8月27日、「自然と温泉その癒やしの環境学」をテーマに開催予定。講師に東京大学大学院農学生命科学研究科教授の下村彰男氏、パネリストに山中温泉鶴仙渓景観修復百年事業発起人代表の上口昌徳氏らが登壇する。