NPO 日本オーガニックコスメティック協会(以下JOCO)は5 月、コスメのオーガニック認証の基準を発表した。
原材料、製造工程の認証基準は、有機JAS の有機農産物生産行程管理、規格に準じる(水を除く95%以上が有機原材料、抽出についても有機JAS に準拠)。
また、添加物は最終商品の5%以下、原則植物由来とし化学的に合成されたものは不使用。水は「飲用適」以上。化粧品GMP(ISO22716)が適用、など定められている。
認定のフローとしては、製造の場合は、申請→講習会(JOCO)→検査(ISO認証機関IIC)→審査(JOCO とIIC による判定委員会)となる。
海外輸入品が有機JAS 同等国の場合、当該国の政府機関等の証明書、認定機関の書類を添えて申請することになる。認証された商品にはJOCO、IIC の2 種のマーク(写真)が表示される。
同協会専務理事山崎泉氏は、増加傾向の海外製品について「海外同等国の認証機関とも歩調をとりながら対応を進めていく」と話す。