長瀬産業（株）（東京都中央区、03-3665-3864）では、肌のシワ、たるみ改善につながる効果が期待される化粧品素材「グルコシルナリンギン」を3月31日より販売開始する。
同素材は、柑橘由来のフラボノイドの一種「ナリンギン」を独自の酵素技術によりグルコースと結合することで、元来水溶性が低く、化粧品への配合が難しいとされる「ナリンギン」を新たな機能性化粧品素材として活用することが可能となった。
「グルコシルナリンギン」は、皮膚の弾力性や伸縮性に働きかけるタンパク質の一種・エラスチンの産生と線維形成を促進することで肌の弾力性維持に関与し、シワ・たるみの改善などの効果が期待できる。同素材の開発により、これまで他の素材では確認されていなかったエラスチンの線維形成の促進効果も今回新たに発見した。今後国内外の化粧品メーカーを中心に販売する予定で、3月31日～4月2日にスペインで開催される世界最大規模の化粧品原料の展示会「in-cosmetics global」で初披露する。
同社では、ライフ＆ヘルスケア分野における事業の拡大を図っており、グループの商社機能や製造・加工機能、研究開発機能などを活かし、付加価値の高い商品開発にグローバルに取り組み、健康で豊かな生活への貢献を目指している。
