NPO法人健康と温泉フォーラム(会長三友紀男)の22年度通常総会が、都内にて約100名の参加で開催された。
冒頭、同フォーラム三友会長は「高齢化が進み、健康寿命を確保すために温泉を活用しようとする動きが高まってきた。そこに向け、我々提供する側がきちんと責務を果たしていかなければならない」と挨拶。
講演「温泉療養保険組合の設立構想に向けて」(大分県竹田市長 首藤勝次)は、全国初となる温泉療養保険制度の来年4月スタートに向けた取り組みを紹介した。
今年度は、調査研究事業としては、月例研究会の実施の他、北杜市の増富ラジウム博に向けた企画・実施支援等のラジウム・ラドン温泉を利用した健康日本推進連絡会議、また都市部のスパや日帰り温泉との横断的な温泉施設連携研究会、温泉地の再生・活性化政策に関する地域活性化研究会等の活動。
懇親会には、NPO日本スパ振興協会岡田理事長をはじめスパ関係者も多数駆け付け、温泉とスパの垣根を越えた活発な交流が行われた。
同フォーラムは、1986年設立。現在法人会員43社、個人会員31人を有している。