(株)明治(東京都中央区)は、乳由来のたんぱく質を手軽に美味しく摂取できる「明治TANPACT(タンパクト)」シリーズを3月30日から順次販売を開始する。乳飲料やスープ、チーズ、ヨーグルト、アイス等、全14品。
朝食を欠食しがちな若い世代や健康意識の高く栄養摂取以降のある高齢者などに向け、低栄養やフレイル(虚弱)対策商品として各種ラインアップを展開する。
厚生労働省の実施する「国民健康・栄養調査」によると近年1人1日あたりのたんぱく質摂取量は1950年代と同水準への低下が確認されており、また、高齢者のフレイル予防の観点から、総エネルギー量に占めるたんぱく質由来のエネルギー割合を引き上げることの重要性が指摘されている。(2019年12月「『日本人の食事摂取基準』策定検討会」 厚生労働省)
同社ではこれらの背景にある若年女性の過度なダイエットによる栄養不良や高齢者の活動量の低下、少食などによるたんぱく質不足といった社会的課題に対応すべく、「TANPACT」シリーズを発売。いつでも気軽にたんぱく質を摂取できる環境を整えることで、健康で安心して暮らせる「持続可能な社会の実現」を目指している。