NPO法人日本ネイリスト協会では、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぎ、顧客とサロン、スクール生や教育施設の安全・安心を確保する「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を3月27日に策定し、さらに4月9日付けで第2版を発表した。協会では、ネイルサービスが顧客と対面し、施術部位に直接触れながら行う仕事であることから、徹底した衛生管理の実践が重要だとし、全国のネイルサービス事業者に同ガイドラインに沿った営業活動に臨むよう呼び掛けている。
ガイドラインはサロン向けとネイルスクール等に向けた2種類を策定。サロン向けガイドラインでは、「予約に際しての留意点」や「店舗の営業に関する対応」、「サロンにおける衛生管理・感染症対策」、「スタッフの健康管理」、「緊急時の対応について」など、項目ごとにまとめている。
またネイルスクール等に関するガイドラインでは、JNA会員として教室・講習会場等における感染症対策の推進が必要であるとし、「受講に際しての留意点」や「ネイルスクール等の授業・講習に関する対応」、「衛生管理・感染症対策」、「講師・スタッフの健康管理」などをまとめている。
2つのガイドラインは、日本ネイリスト協会のホームページ「新型コロナウイルス関連情報」からダウンロードできる。 https://www.nail.or.jp/information/news.html