（株）ポーラ（東京都品川区）は、6月から首都圏を中心にポーラショップ250店舗でweb会議ツール「zoom」を活用したオンラインカウンセリングを開始した。新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」において、顧客との出会いやつながりを広げることが目的だという。7月からは全国500ショップ、9月までには1,000ショップの導入を目標にしている。
オンラインカウンセリングは約30分で事前予約制。顧客の肌やライフスタイルの悩み、理想の肌などについてヒアリングし、その後、季節に合わせたお手入れや、すぐに実践できるスキンケアやメイク、インナーケア、生活習慣など、美容に関する総合的なアドバイスや必要に応じてアイテムの紹介を行う。またオンラインのワークショップも実施しており、既に導入しているショップの顧客からは、「オンラインでも親身に話を聞いてもらい、距離が近く感じた」「購入を検討している製品があり、ネットの情報のみだと不安だったので、直接相談ができてよかった」などの声が寄せられているという。
その他、7月からは旗艦店の「ポーラ ギンザ」、「ポーラ ザ ビューティー 吉祥寺店」のビューティーディレクター（販売員）によるECサイト上でのコンテンツ配信もスタートする。
