帯津良一理事長の講演の様子
NPO法人日本ホリスティック医学協会(東京都渋谷区)は、11月14日(日)、「ホリスティックガイア~生かされるいのちの響き」と題した「ホリスティック医学シンポジウム2010」を開催した。
第23回となる今回のシンポジウムは、アンドルー・ワイル博士が出演する映画「地球交響曲 ガイアシンフォニー 第7番」を上演をメインに開催した。
「地球交響曲 ガイアシンフォニー」は、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」というガイア理論に基づき制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ。 第7番のテーマ「全ての生命の自然治癒力」は、ホリスティック医学の願いや根源とされている。
同協会理事長帯津良一氏もその講演で、ホリスティック医学のルーツであるワイル博士の出演は時宜を得たものだとのべ、また同協会が今あるのはワイル博士のお陰と感謝の意を表した。
後半には、ワイル博士が創設したアリゾナ大学医学校「統合医療センター」において、統合医療プログラムを学んだ3名の医師が、国内でどうなような統合医療を実践し、成果を得ているのか、その現状と今後の展望、ホリスティック医学の未来をトークセッション形式で行った。
終盤には映画監督の龍村仁氏、「癒す心、治る力」などの翻訳を手掛けた上野圭一氏らによる対談を行った。
会場は、協会会員を始め一般の参加者など約600人が来場。会場はほぼ満席、当日券は完売となる人気ぶりだった。