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プロテオグリカンで初の医薬部外品の承認を取得

一丸ファルコス(株)(岐阜県本巣市、058-320-1030)は、製造・販売するサケ鼻軟骨由来の水溶性プロテオグリカンについて2020年8月に医薬部外品(添加剤)の承認を取得したと発表した。医薬部外品への配合実績のある「プロテオグリカン」第一号になるという。

同社では、弘前大学と(株)角弘との共同研究により、未利用資源を有効利用したサケ鼻軟骨から未分解プロテオグリカンを抽出したもので、化粧品原料「プロテオグリカンIPC」を2009年2月に発売開始した。プロテオグリカンの「EGF様作用」に着目し、表皮細胞増殖、コラーゲンやヒアルロン酸の産生促進等に関する研究を行い、ヒトモニター試験では保湿作用や肌荒れ改善作用、シワ改善作用等を確認している。同社では、「今後も、サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンの販売を通じて、顧客の製品開発・販売のサポートに注力していく」と話している。

また同社の製造・販売する食品原料「プロテオグリカン F」においても、新たに『日常生活における膝の動きの改善』に関する機能性表示食品の届出表示が可能になるなど、食品分野での研究も進んでいる。

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