四国産業・技術振興センター(STEP)は香川県高松市の高松センタービルで12月1日、四国経済連合会ならびに四国健康支援食品普及促進協議会との共同による「ヘルシー・フォービジネスマッチング2020」を開催した。当日はオンライン併用で行われ、食品の機能性に関わる企業、関係団体・機関を中心に約90名が参加した。
STEPでは、関係機関と連携して「四国健康支援食品制度(愛称:ヘルシー・フォー)」の普及広報を進めており、今回のイベントでは地域の素材メーカーと食品メーカーをマッチングし、より付加価値の高い機能性食品の開発を促進するともに、付加価値を表現するツールとして「ヘルシー・フォー」の認知度向上を目的としている。
当日は同会場大ホールで(一社)健康食品産業協議会会長の橋本正史氏による基調講演「健康食品産業への期待」に続き、事例発表や制度説明、パネルディスカッションを実施。同時に小ホールで素材メーカーによる機能性素材に関するプレゼンテーションと商談会が行われ、各企業が自社製品をPRした。
「四国健康支援食品制度」は、食品の安全性・機能性に関し、科学的根拠が存在する食品であることを審査・評価し、商品に表示することのできる広域民間認証制度として平成29年にスタートしている。