Global Wellness Summit(GWS)は1月26日、2021年のウエルネストレンドトップ9を発表した。
コロナ禍を象徴するImmune(免疫)の他、Architecture(建築)、をはじめとする特徴的なキーワードが並んだ。取り上げられた9つのトレンドは下記の通り。
- エンターテイメント業界もウエルネス参入(フィットネスや瞑想アプリ、TV番組化)
- 免疫は「安定化」「バランス」へのアプローチ(細菌叢、断食、旅の免疫プログラム)
- ウエルネス建築への注目(サーカディアン照明、空気清浄化)
- 呼吸法への注目(慢性ストレス、トラウマ、高血圧に対しても)
- セルフケアのルネッサンスへ(ヘルスケアとウエルネスの融合)
- ウエルネスも多様性と寛容へ(ウエルネスは一部の白人だけのモノではない)
- ウエルネスイベントのリセット(ハイブリッド化)
- お金のウエルネス(メンタルヘルス分野の研究に投資が集まっている)
- 旅行のリセット(旅行を再生させる、オーバーツーリズムに挑戦、アンダーツーリズムを修正、自然を受け入れる、目的を最優先する)
ウエルネストレンドレポートはGWSが毎年発表するものでジャーナリストや思想家が予測し、発表している。
日本でも今後、免疫、建築、旅行などの分野における市場の拡大が期待される。