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腸内環境と肌環境へのアプローチを

ビフィスリム菌KMH001 電子顕微鏡写真(㈱キティー)

(株)キティ―(東京都中央区、03-6457-7990)は「ビフィスリム菌ⓇKMH001」を展開する。
女性向けダイエットや腸活訴求としてスムージーなどの食事代替食やドリンク、錠剤・カプセル状サプリメントとして製品化が進んでいる。
作用機序として善玉菌の栄養源としての機能(プレバイオティクス)と、腸管刺激による免疫賦活(バイオジェニクス)が期待されている。さらに、加工において死菌体のため加熱など自由な商品設計ができ、様々な食品への添加で一度に多量摂取ができるようになったことが大きな特長。
2週間のモニター摂取試験により「お通じ回数」、「便臭」の改善が認められており、「腸内フローラ」の改善作用は生菌と同水準であることも確認されている。摂取後の整腸効果の満足度も高い実績を示している。同社は、ビフィスリム菌Ⓡの商標も取得済みで消費者に機能性や健康イメージが伝わりやすいことや、風味、食感を損なわず幅広い食品に配合可能であることから、今後の様々な加工食品への広がりを期待している。
一方、同社は、乳酸菌の化粧品原料「KT-11HKN」(ラクトバチルス・クリスパタス)も展開している。現在、高価格帯の「歯磨き剤」「マウスウオッシュ」や、「スキンケア」「デリケートゾーンケア」向けの製品化が進んでいるという。特許成分クリスパタス菌の特徴は、女性の産道に多く存在し、産道内では病原菌の増殖を抑える役割を担っている。また出生時に赤ちゃんが最初に触れる乳酸菌の一種で、赤ちゃんのアレルギー発症リスクを軽減させる要素であることが示唆されている乳酸菌種である。
すでに、口腔内の抗菌作用、コラーゲン産生促進、ヒアルロン酸産生促進、メラニン抑制効果を確認しており、今後、さらに基礎化粧品分野への展開を視野に入れている。

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