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神奈川県逗子市
スパサロン 「NOLASAPS(ノラサパス)逗子」
今月、神奈川県逗子駅前の新ビルに「NOLASAPS(ノラサパス)逗子」がオープンした。スパメニュー、加圧トレーニングも提供する美と健康のヘアサロンだ。「雑誌を一切置かない」、「店長職を競わせる」等、業態、運営、スタッフ管理まで、これまでの美容サロンの常識を覆すビジネスモデルが登場した。
未病分野を「美容室」でカバーしたい
「ノラサパス(NORASAPS)逗子」は、今年3月3日、JR逗子駅(神奈川県)近くの新開業ビルにオープンした。レセプションのある2階はヘアサロンフロア。シャンプー台3つ、カット面5つを備える。階下(1階)は、スパ・加圧トレーニングフロアだ。カーテンで仕切ったベッドルーム3つと、大型ミラーのある2畳ほどの加圧専用スペース、そしてシャワー、パウダールームがある。
2フロアで31坪の店内は、色使いから調度品まで、アットホームな雰囲気が漂う。現在、美容師は3名、ボディスパニストと呼ばれるセラピスト1名、加圧トレーナーが1名。ネイル、ヘッドスパ、フェイシャルトリートメントは兼務。ノラサパス代表の小笠原知恵氏は、「出来るだけ兼務していくのがトータルビューティサービスを上手く提供する秘訣」と語る。
美容サロンと加圧トレーニングのマッチング
小笠原氏は、少子高齢化による顧客数の減少や、パーマやカラーの売り上げが減少していく美容業界の現状から、「お客様のそばに居る街の美容室こそが、お客様の健康や未病の分野を受け持てるのではないか。そして食生活やライフスタイルまで関わって、お客様を支えるパートナーになれる」と考えた。まず、経絡を元に、スパやヘッドスパ施術を開発、無添加のオリジナル粧材も作った。
そして昨年、以前からその効果に関心があった加圧トレーニング導入を決めた。すでに高浜(愛知)、用賀(東京)などのグループ店舗で実践し好評を得ている。「健康的に痩せるには、やはり筋肉をつけるしかない。スポーツをやっていない人に筋肉をつけてもらうためには、加圧トレーニングが最適だと考えた」(小笠原氏)。
■会員制で、3つのコースを用意
■サロン運営の常識を打ち破る
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