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新潟県胎内市でカンゾウ試験栽培へ

 新日本製薬(福岡県福岡市)は4月より、新潟県胎内市の砂丘地で漢方薬に広く使われる薬用植物、「甘草(カンゾウ)」の試験栽培に乗り出す。
 これは胎内市の地域活性を目的としたNPO「もっと胎内応援隊」が仲介役として進めていたプロジェクト。3月28日には、新日本製薬、胎内市、JA中条町、合同青果、もっと胎内応援隊5者による連携協定の調印が行われた。
カンゾウは、主に漢方薬の原料として利用される植物。中国等の砂漠地帯で生産されているが、ほとんどが輸入に頼っている。


 同社では、2年後を目処に実用化を図り、生産量が減少傾向にある葉タバコ農家に試験栽培を委託。胎内市は、新たな特産品にするべく支援する。

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