（株）ポーラ（東京都品川区）では、男性にも自分の肌を知るきっかけを増やしてほしいとの考えから、昨年から男性の肌分析を推進している。2021年1月～8月までに同社のパーソナライズドサービスブランド「APEX（アペックス）」の肌分析を体験した男性の数は合計で6547件にのぼり、前年同期間の約73倍に急増したという。
年代別に見ると20代の割合が36%でもっとも多く、次に30代、40代と続く。体験者のアンケートから、長引くマスク生活で以前より自分の肌の状態が気になったり、オンライン会議の普及で自分の肌を見る機会が増えたことなどが挙げられ、美容の意識の高まりにつながっているという。
先月17日には、男性肌データをもとに、男性のスキンケアの状況の特徴について分析。朝と夜のスキンケアで使用するアイテム数の多さは20代で顕著に見られ、若年層の美容意識の高さが伺える結果となった。また使用アイテム数の多さに比例して、「シワ」「くすみ」「ニキビ・吹き出物」「シミ・ソバカス」「毛穴目立ち」「敏感」といった肌悩みを感じている傾向が分かるとしている。
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