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大塚製薬が女性の健康啓発のためのプレスセミナーを開催

大塚製薬(東京都千代田区)は2月24日、“月経前症候群(PMS)”と“片頭痛”をテーマに「女性の健康プレスセミナー」を開催した。3月1日からの「女性の健康週間」に合わせて毎年開催されており、啓発活動の一環として女性の健康に関する最新トピックスを毎年発信している。

セミナーでは産婦人科医の尾西芳子氏がPMSのメカニズムや症状を緩和するための対処法について解説。適度の運動や睡眠などの生活改善や食事・栄養の見直しに加え、最近注目を集めるフェムケアやフェムテックといった製品の活用について言及した。またPMSが病院で治療できることを知らない女性が8割以上に上るとの調査を取り上げ、対処療法で改善しない場合は積極的に病院を活用するよう、呼び掛けた。

また富士通クリニック 内科(頭痛外来)の五十嵐久佳氏は、国内だけで840万人の患者がいると言われる片頭痛について取り上げた。片頭痛の症状は20~40代の女性に特に多くみられ、女性のライフステージとの関連性が指摘されている。中でも月経に関連して20~40代女性に起こる頭痛の65%が片頭痛の可能性が疑われるという。五十嵐氏はまず自ら頭痛の種類や誘発要因などの状況を把握することが重要だと伝え、その上でどう対処するか、どういったタイミングで受診するかについて、アドバイスした。

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