消費財の廃棄減による地球環境への負荷軽減の取り組みとそれを必要とする困窮女性をつなぐ(一社)バンクフォースマイルズは8日、国際女性デーにあわせて『コスメバンクプロジェクト』の本格始動を発表した。
コロナ禍による雇用状況の悪化などから、「女性の貧困」が深刻化、中でも女性のひとり親世帯の半数以上が相対的貧困下にあると言われている。同プロジェクトでは、そうしたひとり親世帯や経済的理由や様々な事情で化粧品が手に入らない女性たちに、行き先の決まっていない化粧品を提供するべくスタートしたのが『コスメバンクプロジェクト』だ。現在、化粧品・日用品メーカー17社(2021年12月現在)の他、女性支援団体が参画。昨年12月から、ひとり親世帯を中心とした経済的困難を抱える女性たち約22,000人に、約15万点のコスメ商品を詰め合わせたギフトを届けるパイロット配送を実施している。
同団体では、プロジェクトの本格始動にあわせて8日よりクラウドファンディングを開始。集まった支援金を済的困難下の家庭約3万世帯にコスメセットとシードペーパー付きグリーティングカードを母の日のプレゼントとして寄贈する「Smile for Twoプロジェクト」の取り組みをスタートさせた。
化粧品を受け取る女性の家庭、今回このプロジェクトへの参加を通じて支援者にも“Smile”を届けることを目的としている。
詳細はこちら