(株)アイスタイル(東京都港区)の運営する原宿のフラッグシップショップ「@cosme TOKYO」では、4月1日~5月10日の期間限定で、フェムケア関連商品売り場を展開している。同店初の試みながら、当初売上計画の170%を記録しているという。
同社はサステナブルな社会の実現を目的に、「@cosme SUSTAINABILITY」として様々な取り組みを行っている。今回の売り場展開もその一環。フェムケア商品における生活者とブランドの出会いを創出する企画してスタートした。
展示棚は2階の売り場の中心に設置した。他の売り場と同じようにオープンスペースにし、どんな商品かが一目でわかるよう、統一フォーマットでポップアップを作成。顧客が気軽に手に取れるようにした。売り場にはカップルや子ども連れの女性の姿も目立つという。
今回セレクトされたフェムケア関連アイテムは55 SKU。月経カップや給水ショーツ、デリケートゾーン用ソープ、フレグランス、シートマスクなど、バラエティに富んだラインアップが取り揃えられた。そのうち3分の2は店舗での取り扱いが初めてのものだという。「まずは知ってもらうことを目的にはじめた企画。売れるかどうか不安な部分もあったが、実際に手に取っていただくことで商品を理解してもらい、販売につながっている」と担当者は話す。
今回の展示をきっかけに、さらなる認知と販売を広げ、今後常設棚の設置を目指している。