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国産に特化した化粧品原料を販売開始

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 化粧品・石鹸の受託製造(OEM)を行う株式会社サティス製薬(埼玉県吉川市)は6月、国産に特化した化粧品原料の販売を開始した。

 同社では、数年前より、日本各地の農作物等の素材から機能性化粧品原料を開発する「ふるさと元気プロジェクト」を行っており、開発した原料を同社で受託したOEM製品に使用して差別化を図ってきた。同社では、「原料トレーサビリティに対する関心は高まっているが、現在市場で購入できる国産化粧品原料の数は非常に少ないのが現状。原料の『生産者情報』も化粧品の品質を保証する新たな要素なる」としている。


 OEMメーカーとしての差別化だけではなく、国産化粧品原料の普及、マーケットの創造を中長期的な戦略として、原料の販売に踏み切った。
 2011年10月には化粧品原料のWEB販売開始を予定。新たな直販流通を構築し、原料の価格競争力を高めるとしている。

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