京セラ(株)は1日、マイライフ(株)共同でと体内のエクオールの産生量を測る「生体マーカー即時検査装置」を使用した、健康促進サービスの実証実験をマイライフの運営する広島県内のオール薬局5店舗でスタートさせた。検査結果に基づき管理栄養士がその場でアドバイスすることで食生活改善するためのサポートすることで、人びとの日々の健康の維持・向上をサポートすることを目的としている。
従来エクオールの産生量を測る検査は、郵送による臨床検査会社などの専門機関で測定、または病院での検査しか行えなかったが、京セラの「SAWバイオセンサー」を用いることで装置の小型化、さらに測定手順の簡易化による検査の即時化が実現した。これにより薬局などの店舗での検査が可能となった。
実証実験では「Simple」、「Basic」、「Special」の三つのコースを設定している。「Simple」プランでは、3カ月ごとエクオール測定(初回、3か月後、以降コースによる)と測定結果表の提出と結果に基づくアドバイスなどを提供する。「Basic」では、さらに1週間分の管理栄養士監修エクオール活性献立&レシピの提案、「Special」では管理栄養士などによる毎月のアドバイスやSNSを活用した管理栄養士によるパーソナライズしたアドバイスやレシピ提案、栄養相談の実施も行う。