DIET&BEAUTY

米国を拠点に約500店舗を展開するオーガニック＆ナチュラル専門のスーパーマーケットチェーンWhole Foods Marketが2022年の商品トレンド・トップ10予測を発表しました。

①ULTRAURBAN FARMING 　超都市型農業

同社は2013年に大都会ニューヨークのマンハッタンに隣接するブルックリンに開店した店舗の上階で、太陽光と100％再生可能な電力を使用した温室システムを設置。今後も都心において屋内農業の革新が進み、場所に見合った作物の栽培や効率化の追求など、さらなる栽培拡大を模索しています。

②YOU DO YUZU 　柚子を使ってみましょう

今、レストランの調理現場では、独特なライムとレモンとグレープフルーツを混ぜたような風味を使用し、スープ、野菜、麺、魚にアクセントとして味付けしています。 2022年にはグロサリー店にこの果物が陳列されることが日常となるでしょう。

③REDUCETARIANIS　削減主義

肉食を完全に辞めることは出来ないが、リデュースタリアニズムをトライしてみてはいかがですか？肉、乳製品や卵を完全に排除せず、その消費量を減らした食事がリデュースタリアニズムです。

④HIBISCUS IS HAPPENING 　ハイビスカス・ブームが来ています

お茶の世界においてハイビスカスはその美味しさとビタミンC含有量で、長期間購入され続けてきた歴史があります。現在はその甘酸っぱい風味をヨーグルトやその他フルーツスプレッド（ジャム）用として収穫しています。

⑤BUZZ-LESS SPIRITS　超低アルコールのスピリッツ（蒸留酒）

お酒の提供が中止された パンデミック時に、ミレニアル世代と若いZ世代は『ドライソレーション（酔わずに楽しむ事）』に乗り換え、洗練された味の低アルコールやノンアルコール・カクテルの世界へ足を踏み入れています。

⑥GRAINS THAT GIVE BACK 　環境に良い影響を与える穀物

食用の穀物が2022年の環境に再び焦点を合わせています。

⑦SEIZE THE SUNFLOWER SEED　ひまわりの種

タンパク質と不飽和脂肪が多く含まれるひまわりの小さな種子は、健康的に評価が高く、21世紀のスナック競争を一変させています。 特筆すべき点は、ヒマワリの種子がベースの商品はピーナツなしで作られ、ラベルの確認は勿論必要ですが、アレルギーにやさしい学校用のおやつにも最適です。

⑧MORINGA’S* MOMENT　モリンガ・モーメント

『奇跡の木』と呼ばれるモリンガの葉には沢山の栄養素が含まれています。成長が早く干ばつに強い木で、世界の特定地域で栄養失調と戦うための食料源として使用されてきました。 現在は抹茶の代替品として米国で注目を集め、粉末状態で販売されスムージー、ソース、焼き菓子等に使用されています。

⑨ FUNCTIONAL FIZZ  機能的炭酸水

プロバイオティクス（腸内環境を整える為に外から接種する生有効菌）にプレバイオティックス（大腸などに共生する有益細菌の餌の元）を追加し、植物等を加えた炭酸水が注目され、フルーティーな味わいと型破りな素材で、その他の炭酸水よりも多くの利点があります。

➉TURMERIC TAKES OFF　ターメリック人気上昇　

ゴールデンミルクラテとターメリックサプリメントは目新しいものではありませんが、スパイスはシリアル、ザワークラウト、さらには植物ベースのアイスクリームサンドイッチなどの成分として定着しています。現在、ターメリックが興味深い調味料として注目されています。