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資生堂、次代へのコミュニケーション戦略

shiseido_1.jpg一階は化粧品との出会いを楽しむ場

創業の地“銀座”から美容情報を発信

東京・銀座7 丁目
SHISEIDO THE GINZA(シセイドウ ザ ギンザ)

 資生堂は、来年の創業140 周年に合わせて創業地銀座から世界へ向けて情報発信するプロジェクト、「資生堂-銀座 未来計画」を推進している。その一中核の役割として、5月に、総合美容施設「SHISEIDO THE GINZA(シセイドウ ザ ギンザ)」をオープンした。3 カ月が過ぎ、銀座の新しい人気スポットとして定着しはじめている。


●気軽に入れる開放的な空間
 SHISEIDO THE GINZA は本年5 月14 日、創業地である銀座7 丁目角にオープンした。店舗コンセプトは、「知らない自分に会える場所」。1F~3F の各フロアに同社のほぼすべての化粧品が並び、専門家によるヘア& メーキャップやエステティック、カウンセリングを提供する総合美容施設だ。フロアは上階に向け「出会い」、「発見」、「探求」の各テーマで構成される。

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 開放感のある大きなショーウィンドゥや銀座通りの歩道に近い床材は、銀ブラの延長で違和感なく立ち寄ってもらうのが狙いだ。1F は化粧品とオリジナル雑貨が販売されている。ヨーロッパの市場(マルシェ)のイメージで、つみ木のような陳列台でレイアウトされている。商品はブランド別でなく、ファンデーション、口紅、クリームといったカテゴリー別に陳列されている。しかも口紅ならピンク系、オレンジ系などと色ごとに陳列され、これまで馴染みのなかった商品との出会いも演出する。

 スタッフの制服はカジュアル。ごく自然な接客でゆっくりと見て楽しめる居心地の良い空間だ。展示のところどころに、商品の情報を簡単にチェックできる情報端末も設置している。また、試したいメーキャップ化粧品を塗らずにシュミレーションできる「MIRAI MIRROR(ミライミラー)も4 台設置。顔を動かし様々な表情での仕上がりを確認できる。主婦やOL、外国人観光客などあらゆる層や世代が、資生堂の最新美容を見に、触れに、買いに訪れる。銀座の新しい立ち寄りスポットとして、休日は特に賑わいを見せるという。

●深く美容を追求する2、3F
●資生堂のファンを増やし、DNA を繋ぐ
以下、詳細は紙面でご覧下さい。
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