期待高まる、日本発ビューティ&ウエルネス
「コスモプロフアジア2011」(主催:UBMアジア)が、11月9 日~11日、香港コンベンションセンターで開催された。会場内は、今のアジアビューティ市場の活気を見せつける盛り上がりを見せ、各所で熱のこもった商談が繰り広げられた。日本からの出展企業や来場者も国内の景気沈滞ムードを払拭する3 日間となった。
●活況、存在感増す「コスモプロフアジア」
11月9日、9時30分、香港コンベンションセンターの入場登録所が来場客で溢れ、銅鑼の音が鳴り響き、中国獅子舞が場内を練り歩く―――いつもの光景でアジア最大のビューティショーは開幕した。来場の波は午後に向けピークを迎え、その後も入場待ちの列は途切れることはなかった(3 日間来場者の主催者予測48,500 人超)。
今回の出展企業は、アジア、欧米など世界43 の国や地域から1,776 社。展示規模は昨年比18%増加し過去最大となった。グループパビリオンは23 ヶ国。これまでの常連各国に、今年はヨルダン、パキスタン、トルコが新たに加わった。展示フロアは、大きく香水やバス用品の「パーソナルケア用品」、各種サロン・スパ向け「プロフェッショナル用品」、「ヘア用品」、「健康食品関係」、「パッケージ・原料関係」にゾーニングされている。
今年はパーソナルケア関連が最大の増床、30%近い拡大を見せた。ホームケア用のコスメ、バス用品、機器商材の伸びが著しく、中でもオーガニック、ナチュラル素材の製品群が一層増加した。
●メディカルスパの潮流に期待
2 年目になる特別企画展示「スパソウル」(併催ASIA SPA)のイベント「スパカンファレンス」では、メディカルスパ、SNS をテーマにした講演や注目の中国やインド市場、成功するスパマネジメントに関するパネルディスカッションが開催。各国のスパビジネスのキーマンが集結した。
中でも、メディカルスパの講演は、日本でのアンチエイジング施設の可能性を考えさせられ興味深い内容であった。
●ホームケア商材の増加、オーガニックも伸長
●日本製品への信頼絶大、ブースも賑わう
以下、詳細は紙面でご覧下さい。
→購読申込・問合せへ