美容・健康サービスへの活用が課題
【特集:酸素カプセル】
気圧を高めたカプセル内に入る酸素カプセル。ソフト型、ハード型とも性能や耐久性が向上してきている。相変わらずスポーツ関連施設に人気だが、他の美容・健康サービス施設での幅広い活用が求められている。
●ブームから約5年、買い替え需要も
酸素カプセルは、気圧を高めたカプセル内に数十分間入る健康法。疲労回復などに効果があるとされ、古くは2002 年W杯のベッカムや2006 年の甲子園で活躍した現・日本ハムの斉藤祐樹投手が使っていたことで話題になった。
2006~2007年頃にブームになり、メーカーが相次いで参入、多くの商品が販売された。来年にかけて、この時期に販売されたカプセルのリース契約が終わることから、一部では買い替え需要も出始めているという。
カプセルの形状は、特殊な布で作られたソフト型と、金属、樹脂製のハード型がある。ソフト型は、コンパクトに折りたたんで持ち運べる点がメリットで、スポーツ選手が遠征などに持っていくケースも多い。ハード型は耐久性に長けているため、使用頻度が高い業務用として使われている。価格はソフト型で60 ~ 200万円、ハード型で100万円~400 万円が相場になっている。
●来年オリンピックに持参へ
●スポーツ層の外へどう広げるか
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