（株）コスモビューティー（東京本社：東京都豊島区）は、昨年より医薬品事業を本格的に稼働し高品質の化粧品を提供。優位性を活かして売上げを伸ばし今期の売上は対比で106％の106億を見込んでいる。
同社は、基礎化粧品、トイレタリー、美容雑貨の受託製造を行っている。現在は、温浴施設を始め、エステティックサロン、バラエティショップ、通販、ドラッグストア向けのPBなどで実績あり、低価格帯から高価格帯までバラエティ豊富な処方を持つ。
新規や異業種などからの案件数も多く、1年間の試作件数は4000件を超える。3、4日後には商品提案をする素早い対応力も強みのひとつ。コンペ案件は増えているがむしろ歓迎だという。
同社の代表取締役専務の山添隆氏は「コンペで勝ち残る商品でないと市場では売れません。弊社では商品を製造してその代金を頂くのではなく、マーケットを分析して売れる商品を共に開発し商品化するその過程の提案の対価を頂くと考えています」と話す。
最少ロットは特に決めておらず、顧客の要望に合わせて柔軟に対応する。同社は国内市場だけでなくグローバルなマーケットを視野に入れており昨年、中国の南通地方に1万5千㎡の土地を購入。工場の着工に入っている。
