未分類

【1月号】簡易・迅速微生物検査法の開発動向

 近年は、かつて国内の食中毒事故のトップを占めたサルモネラや腸炎ビブリオによる事故は減少しているが、ノロウイルスはここにきて急増しており、O157も断続的に発生している。またカンピロやウェルシュによる事故もくすぶっており、食品業界は安全対策として微生物検査は気を抜けない。


 食中毒だけでなく、変質・変敗といった微生物が関わる事故を防ぐためには、環境の日常検査と原料の受け入れ検査、製品の出荷前検査が重要で、それには迅速にスクリーニングができる簡易・迅速法を自社の製品特性に合わせて効率よく取り入れるかが重要になってくる。また、万が一事故が起こってしまった場合には、原因菌を迅速に特定して処理に当たることが必要だ。本稿では自主検査に拡がる微生物の簡易・迅速検査法について、開発動向を見ていく。





<注目の簡易・迅速微生物検査機器・資材メーカー>

 ・アヅマックス
 ・池田理化
 ・エア・ブラウン
 ・栄研化学
 ・関東化学
 ・極東製薬工業
 ・サン化学
 ・GSIクレオス
 ・シスメックス・ビオメリュー
 ・チッソ
 ・テイエフビー
 ・日水製薬
 ・ニッタ
 ・ライフテクノロジーズジャパン 





関連記事

  1. 混迷深める残留農薬ポジティブリスト問題
  2. 機能性素材開発、環境対策で注目される分離・濾過技術
  3. 【10月号】脳機能改善素材の動向
  4. 海外開発トピックス
  5. 【特別レポ】ヘルスクレームをめぐる国際状況
  6. 【7月号素材レポ】肥満ぎみの人に及ぼすキノコキトサンの改善効果
  7. 食品産業における異物混入対策
  8. ●米国でも大豆、緑茶旋風

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025