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【2月号】緑茶素材と健康茶の市場動向

 緑茶の機能性の高さは、日本国内はもとより世界的に注目を集めている。抗酸化作用や虫歯予防、抗菌、消臭、抗肥満、血中コレステロール上昇抑制などの作用が研究され、緑茶ポリフェノールを利用した製品上市も相次いでいる。特にウイルスへの関心が高まっている昨今は、食品だけでなく手指や住空間など環境抗菌素材としても利用が進んでいる。加工食品向けには退色しにくい抹茶や緑茶ペーストなどの出現でさらに拡がる可能性も出てきている。


 また、健康茶市場も、健康感の高さに加え内食化やマイボトル志向などによるニーズが追い風となり、ここにきて需要を伸ばしている。本稿では、緑茶抽出物や粉末茶、加工食品に最適な抹茶や緑茶ペーストなど、緑茶由来の素材と、需要が高まっている健康茶の動向を探りながら、各市場と原料供給および受託企業などの動きについてみていく。




<主なサプライヤー>

●緑茶抽出物
太陽化学
常磐植物化学研究所
日本葉緑素
三菱化学フーズ

●粉末茶
佐藤食品工業

●抹茶
葵製茶
木長園
松鶴園

●緑茶ペースト
ゼロワン

●健康茶
常磐植物化学研究所
日本緑茶センター
ファイナール


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