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「ProPakAsia 2020」に日本パビリオンを設置
第一期の出展募集(7月10日締切)を開始

(一社)日本包装機械工業会(=日包工、大森利夫会長)は、2020年6月17日(水)~20日(土)の4日間、タイ・バンコクで開催されるアジア最大級の製造加工・包装総合展「ProPakAsia 2020」(UBM Asia 〔Thailand〕主催)に日本パビリオンを設置することを決定し、このほど同パビリオンへの出展企業を募る第一期出展募集を開始した。

募集対象は、タイをはじめとするアジア・アセアン市場への進出や同市場での事業拡大を検討・計画している日本企業。日包工では、同パビリオンでの出展がアジア・アセアン市場のユーザーへのPRはもちろん、海外代理店の開拓や海外メーカーとのビジネスマッチングを促進する絶好の機会になるとし、積極的な参加を呼び掛けている。

6月の「ProPakAsia 2019」日本パビリオンの様子(日本包装機械工業会)

「ProPakAsia」は、毎年6月にタイ・バンコクで開催されており、過去27回の開催実績がある。先般閉幕した「ProPakAsia 2019」では、世界各国・地域から1,800社以上(2018年に比べ約200社・団体増)の企業が出展。会期中は、タイ国内のほか、アジア・アセアン各国・地域から来場者が集まり、その数は約5万人に上った。

日包工によると、我が国包装機械のタイへの輸出額は過去5年間の平均で約30億円に達し、輸出先国・地域のトップ5にランクされるという。また、近年は同国の国民生活水準が向上し、購買力が増しているほか、消費性向の多様性に加え、品質要求も厳しさを増しているため、自動化技術の高度化による多品種製品の生産性向上に加え、衛生的で良質な品質を実現するサニタリー設備などのニーズが高く、引き続き底堅い需要が見込めるとしている。

「ProPakAsia 2020」の日本パビリオンの面積は672㎡(約74小間、1小間≒9㎡)で、今年の展示規模(17社・団体が480㎡〔2018年に比べ4社・団体、96㎡増〕)を上回る。すでに今年の出展企業を中心に多数の出展申込みが寄せられており、7月10日(水)の第一期出展募集の締め切りを待たずに満小間となることが予想されている。

出展料金を含めた概算費用は、1小間当たり会員企業が約70万円で、非会員企業が約80万円。日包工は、同パビリオンの代表窓口として、出展企業と主催者との間を媒介し、共同装飾およびオプション工事(レンタル備品、ユーティリティ等)の発注、現地での搬入出期間および会期中における装飾管理、各種必要手続きの案内などをサポートする。

詳細は、日包工「ProPak Asia 2020日本パビリオン」事務局
(TEL:03-6222-2277/Email:inoue@jpmma.or.jp/担当:井上氏、阿部氏)まで。

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