食品素材の記事

加熱調理できる高濃度DHA/EPAパウダーを本格販売

タマ生化学は、加熱調理のできる高濃度EPA/DHA粉末を拡充し、2月から本格販売を開始する。製品はEPAを280mg/g以上に規格化した「EPAパウダー300」とDHAを280mg/g以上に規格化した「DHAパウダー300」を品揃え。健康志向の焼菓子やベーカリー商品などをターゲットに、小麦粉等への粉/粉混合や練りこみでの使用を提案する。

本製品は、自社工場で製造したマグロ・カツオ由来のDHAオイルとイワシなどの青魚を主体としたEPAオイルを原料に使用し、酵素架橋ゼラチン技術(マイクロカプセル化)を有する国内協力工場で高濃度のまま粉末化している。臭いが少なく、酸化安定性に優れており、加熱調理した後も魚臭くなりにくく、EPA/DHAが劣化しない。

小麦粉等への粉/粉混合や練りこみにも適しており、昨年10月開催の食品開発展2019では、これらパウダーを使用したチョコ味のDHAクッキーとEPAクッキーを用意。1個あたりそれぞれ600mg配合し、高配合でもおいしさが実感できることを来場者にアピールし、好評を博した。

関連記事

  1. むずむず脚症候群に対応した大麦エキス発酵物
  2. 天然の海藻由来成分そのままに粉末化
  3. 池田糖化工業、水分散性良好な「大豆プロテインEZ」を上市
  4. 蝶理、高麗人参を美肌向け素材として提案
  5. 水溶性こんにゃく由来グルコシルセラミドを開発、上市
  6. 藻類由来高濃度DHAオイルを上市
  7. 生体利用効率の高いリポソーム化ビタミン・ミネラルを販売
  8. 青みかんエキスの鼻アレルギー症状軽減効果に関する臨床試験結果が論…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025