未分類

多様化するオゾンの利用

―食品産業における安全対策、環境改善の切り札となるか―
オゾンは強力な酸化力および殺菌作用があり、分解が容易で使用後の残留もない。このため食中毒の予防やHACCP対策として製造ライン、手指、食材などの除菌・洗浄、さらに施設の雰囲気殺菌や害虫駆除、消臭などに有効であることから、各種装置の開発が進んでいる。折からの食にまつわる事故の増加に歩調をあわせるように利用も増えている。
加えて、近年はISO14000や排出規制の一環から、企業レベルでの環境対策への取り組みも進んでおり、排水の脱色・消臭、さらに食品工場近隣への配慮から排気口におけるオゾン消臭利用など、オゾンの利用方法は飛躍的に進化を遂げている。本稿では、多分野における衛生/環境対策の切り札として除菌・消臭などの目的で利用が進むオゾンの最新動向を紹介する。


【注目のオゾン装置サプライヤー】
アイ電子工業
荏原実業
サン・オースリー
シルバー精工
セン特殊光源
ソフトエネルギー
東急車輛製造
ハーベストジョイ
三輪運輸工業
ヤマトクリエイト
和晃
上記特集は毎年3月号に行っております。
取材のリクエストおよび広告ご出稿のお問い合わせは、Tel03-5296-1012、またはこちらまで

関連記事

  1. 混迷深める残留農薬ポジティブリスト問題
  2. 【品質安全】最新の食品成分分析技術
  3. 【10月号】脳機能改善素材の動向
  4. 産学官連携のための地域農・畜・水産物活用のための機能性食品開発研…
  5. クローズアップ
  6. 画像処理システムの最新動向
  7. 【7月号】食品産業における用水と排水処理の最新動向
  8. 海外開発トピックス

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025