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食品の品質管理に欠かせない温度管理技術

~ISO22000発行で重要性高まるCCPモニタリング~
HACCPの登場以来、食品の製造工程において温度の情報は微生物制御と品質管理の観点から見逃せない重要モニタリング項目として確固たる地位を築いている。さらに、昨年9月1日に満を持して発行されたISO22000の登場で、改めてCCP(重要管理点)における温度モニタリングの重要性は高まるものと思われる。昨今問題視されることの多い”食の安全性”を確保する上で導入が進むトレーサビリティシステムにおいても、調理工程や物流工程、保管場所などにおける温度および湿度の計測とその記録が重要なウエイトを占めている。
温度測定にあたっては、各現場事情にあった機器が求められるようになり、機器メーカーの対応も多様化の一途を辿る一方で、温度測定値の正確さや信憑性、キャリブレーションの信頼性なども問われ始めている。加えて無人および遠隔での情報管理やデータ収集ニーズも高まっており、インフラが急速に進んでいるIT活用を前提としたデータロガー、コレクター、ソフトウェアの開発も進んでいる。本稿では、各社の温度測定機器や資材の開発状況とITを活用した各種ソリューションの現状を見ていく。


【注目の温度管理機器・資材のサプライヤー】
佐藤計量器製作所
ティアンドデイ
日置電機
KNラボラトリーズ
西華産業
プランシュール・ジャパン
スター・プロダクト
パシコ貿易
ハンナインスツルメンツ ジャパン
理化工業
サーモポート
日油技研工業
次回の上記特集は2006年11月号(11月1日発行)に予定しております。
取材のリクエストおよび広告ご出稿のお問い合わせは、Tel03-5296-1012、またはこちらまで

開発・製造および環境対策で用途拡がる分離・濾過技術

食品産業のISO認証取得動向

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