食品素材の記事

東洋新薬の大麦若葉末、従来の1/3 の摂取量で新ヘルスクレーム「腸内環境改善」の機能性表示食品に

東洋新薬では、「大麦若葉由来食物繊維」を機能性関与成分とする「腸内環境を改善する」旨の機能性表示食品「大麦若葉の繊維青汁G」が2 月22 日付で機能性表示食品として受理(届出番号:G1011)・公開されたことを発表した。

「大麦若葉由来食物繊維」は既に「便通を改善する」機能性表示食品としての実績を持つが、同社は新たなヒト試験データをもとにSRを作成し、「腸内環境を改善する(善玉菌である酪酸菌・乳酸菌を増やす)」旨の表示で届出をした。

さらに有効性が確認された摂取量が従来の3 分の1 という低用量(大麦若葉由来食物繊維として0.7g/日)となるため、スティック分包の青汁など従来よりも幅広い形態の機能性表示食品の設計が可能になった。SR を活用することで、青汁以外にもグリーンスムージーや清涼飲料水などの飲料、パン、焼き菓子、うどんなど、日々の食生活に取り入れやすい機能性表示食品の開発がしやすくなった。

関連記事

  1. 東洋新薬、食品開発展にてSR完了のターミナリアベリリカやOEMを…
  2. 原料不足・高騰を乗り切り、多彩な製品開発をサポートするフレーバー…
  3. スポーツやフェムケア向け素材として有望な北海道産の赤ビーツパウダ…
  4. オリザ油化、マキベリーエキスのドライアイ改善作用に関する臨床試験…
  5. テルヴィス、ベルガモットエキスをスポーツニュートリションとして提…
  6. 小麦由来アラビノキシランによる腸内細菌叢の変化と制御性T細胞誘導…
  7. 加工食品の増粘用途にキサンタンガムの本格展開を開始
  8. ネイチャーライフ、じゃばらやシークワーサーからの機能性素材を研究…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025