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食品製造事業の領域をさらに拡大―ツルヤ化成工業

甘味料をはじめとする各種食品素材の製造・販売を行うツルヤ化成工業は、鹿児島県南さつま市で食肉製品の製造・販売を行う山野井の全株式を取得する契約を締結し、6月14日付で発行株式全ての取得が完了したと発表した。同日、ツルヤ化成工業代表の齋藤英樹氏が代表取締役となり、山野井の代表であった山野井進治氏が顧問に就任した。

同社は、甘味料をはじめ、調味料や品質改良剤等の各種製剤、健康食品を中心とした食品の製造・加工と多方面に展開しており、食品の特性ごとに先進機器を導入し多様化するニーズに対応するなど、研究開発から試作、商品化にいたるまで一貫して行える強みをもつ。昨年9月26日には食肉の加工・卸業を行う京都フードパックを子会社し、今年5月1日には伊藤忠製糖と資本業務提携している。

食肉の一次加工を行う京都フードパックと、食肉の二次加工を行う山野井を子会社化したことで、グループ各社それぞれが持つ専門的な知見を生かしたシナジー効果を期待できるとし、食肉・代替肉市場向けの商品開発を今後強化するとともに、EC事業領域への参入・拡大も目指す。

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