食品素材の記事

中味の呈味を強化し、調味料の風味を底上げ

三菱商事ライフサイエンスは12日、中味の呈味を強化し、調味料の風味を引き上げる大豆由来のたん白加水分解物「ZA-6」を上市した。

たん白加水分解物は、その呈味の強さから、容易にうま味やインパクトを付与できる素材として、様々な加工食品の味づくりに使用されている。昨今の原燃料高騰への対応として、既存素材の使用や配合比の見直しに迫られる機会が増えており、変更により低減した素材の風味を補強する調味料の要望があることから本製品を開発した。

「ZA-6」は、多様な加工食品において、その風味特性を変えることなく、呈味を強化することが可能。たれ・ソースに利用した場合、絡める具材の味を消すことなく、たれ・ソースの味の輪郭を強調することができる。加工食品の風味特性を変えることなく、呈味を強化できる特性は、つゆ、ドレッシング、畜肉加工品、惣菜、菓子などにも応用可能である。

荷姿は1kg×10、10㎏を用意。同社では植物性・動物性・リアクションタイプなど様々なたん白加水分解物を製造・販売しており、ニーズに合致した製品を提案していく。

関連記事

  1. 体脂肪減少に役立つアマチャヅル抽出物発売
  2. 肌改善、睡眠改善が期待されるオクラ種子エキス末発売
  3. 青みかんエキスの鼻アレルギー症状軽減効果に関する臨床試験結果が論…
  4. 東洋新薬、大麦若葉末の腸内細菌叢改善作用を確認
    ―東京大…
  5. ニューノーマル時代へ粉末MCTを拡販
  6. セラミドに含まれる「β-シトステロールグルコシド」の保湿作用に関…
  7. カイコハナサナギタケ冬虫夏草でヒトの認知機能改善効果を確認
  8. 米国で広がるコラーゲンブーム、「美容素材として高く評価」

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025