食品素材の記事

「セレノネイン」を含むセレン化合物―血管内皮細胞への酸化LDLの吸着抑制の特許取得

エル・エスコーポレーションは、「セレノネイン」を含むセレン化合物で、血管内皮細胞への酸化LDLの吸着抑制における特許を取得したと発表した。

発明の名称:セレン化合物有組成物  特許番号:第7598656号

同社は、動脈硬化を引き起こす大きな要因となるLDLコレステロールと、古くより循環器に良いとされる青魚に多く含まれるセレノネインに着目し、セレノネインによるLDLコレステロールの血管内皮胞細胞への吸着抑制試験を行った。

すると、コントロール群と比べて、セレノネイン存在下では濃度依存的に血管内皮細胞への吸着抑制が確認されたことから、この度の特許取得に至った。

これを機に、機能性表示食品、サプリメント、病者用食品、一般食品、ペットフードの分野まで利用可能性を追求していく。同社はセレノネインのリーディングカンパニーとして更なる社会貢献に努めていく。

※セレノネイン(有機セレン化合物)
サバやマグロなどの回遊魚に含まれる、強力な抗酸化能をもつ新規物質。
高血圧や脂質代謝異常などの生活習慣病予防や、抗疲労機能が注目されている。
エル・エスコーポレーションでは、国産サバを原料としたセレノネイン含有素材「サバペプチド」を販売している。

食品と開発 無料ウェビナー開催―工場の「属人化」と「生産性の低さ」の原因は◯◯⁉ ~教育とオペレーションの観点から考える、これからの食品現場のつくり方~

健康食品産業協議会、新たな呼称「JAOHA」を発表

関連記事

  1. 日清ファルマ、ポリアミン酵母など新素材2品を参考出展
  2. 太陽化学、水溶性ヘスペレチン-7-グルコシド製剤の冷えによる血流…
  3. 次世代ステビア甘味料、フレーバーエンハンスで高評価
  4. 肌と毛髪の美容・アンチエイジング素材として提案
  5. クリスパタス菌で米国GRAS認証を取得
  6. 米ぬか由来の栄養強化素材、血圧・肥満予防に期待
  7. 溶解性と味質がクリアな新イチョウ葉エキス開発
  8. 全国で採用が広がる「シールド乳酸菌®M-1」

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP