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腸内細菌学会学術集会 6月に開催―テーマは「腸内細菌と宿主分子の相互作用を複雑系として捉える」

公益財団法人腸内細菌学会が主催する学術集会「第29回 腸内細菌学会学術集会」が、6月23日(月)、24日(火)に開催される。本大会は「第2回 IgA抗体医療学会」との合同開催となる。すでに参加登録を受け付けており、6月2日までの登録は割引価格が適用される。

■第29回 腸内細菌学会学術集会 概要
日時:2025年6月23日(月)、24日(火)
会場:タワーホール船堀(東京都江戸川区)
大会テーマ『腸内細菌と宿主分子の相互作用を複雑系として捉える』
早期参加登録期間:3月3日~6月2日 通常参加登録期間:6月3日~6月24日
会費等は大会ホームページでご確認ください。
大会ホームページ:https://bifidus-fund.jp/meeting/index.shtml
お問合わせ先:公益財団法人腸内細菌学会事務局
TEL: 03-5319-2669 e-mail: jbf@ipec-pub.co.jp
※開催方法・プログラムは変更になる可能性あり

なお、本大会参加者は、6月25日(水)に同会場で開催される第2回IgA抗体医療学会学術集会に無料で参加できる。

プログラム 一部紹介
【6月23日(月)】
■理事長講演
大野博司(理化学研究所)「宿主−腸内細菌相互作用が宿主の生理・病理に及ぼす影響の統合的理解」

■特別講演
塩田 淳(慶應義塾大学)「マイクロバイオームをベースとする 医療用医薬品の開発」

■市民公開講座 『腸活と健康』
辨野義己(辨野腸内フローラ研究所)「健康寿命を延伸する最高の腸活」
木村郁夫(京都大学)「発酵食品による健康効果と細菌叢」

【6月24日(火)】※シンポジウムの発表時間・発表順・タイトルについては仮
■シンポジウム1 『健康食品・マイクロバイオーム創薬をテーマとした社会実装』
大野和也(森永乳業株式会社研究本部)
「認知機能改善作用を有するビフィズス菌MCC1274の作用機序解明と臨床応用」
利光孝之(株式会社明治研究本部)
「乳酸菌OLL2712を配合した発酵乳の慢性炎症抑制を介した血糖コントロール改善とその社会実装」
朝原 崇(ヤクルト中央研究所)
「シンバイオティクスの医療への利用」
村上弘樹(雪印メグミルク株式会社)
「睡眠改善効果を有するBifidobacterium adolescentis SBT2786」
富本千晶(Noster株式会社)
「ポストバイオティクスHYAおよびその誘導体による新規治療薬の創出」

■シンポジウム2 『腸内細菌により惹起されるヒト疾患』
小井戸薫雄(東京慈恵会医科大学)
「膵臓がんと腸内細菌」
飯田宗穂(金沢大学)
「腸内細菌叢と肝癌、癌内細菌」
中岡良和(国立循環器病研究センター)
「肺高血圧症の病態形成における腸内細菌叢変容と芳香族炭化水素受容体(AHR)の役割」
山村 隆(国立精神・神経医療研究センター)
「多発性硬化症の腸内細菌叢研究:新しい方向」
柴田龍弘(東京大学医科学研究所)
「日本人大腸がんと関連する腸内細菌叢の多様性」

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