最近の低カロリー・低甘味志向や健康志向の高まりを反映して、オリゴ糖、糖アルコール、高甘味度甘味料、さらに様々な機能性をもつ甘味料を使った商品開発が積極的に行われてきた。
オリゴ糖や糖アルコールは、今までとは違う切り口で、どう健康機能性をアピールしていくかに期待される。また最近の原材料費の高騰により、少量で高い甘味を出せる高甘味度甘味料への注目も見逃せない。なかでもステビアはJECFAで国際規格が正式に決まり、世界的な需要の高まりが予測される。先ごろ新規指定されたネオテームの動向も気になる。
本稿では各社の動きをみながら最近の機能性甘味料の動向を探る。
<主な機能性甘味料取り扱い企業>
【オリゴ糖】
塩水港精糖
王子製紙
サントリー
日新カップ
日本甜菜製糖
林原商事
明治フードマテリア
ヤクルト薬品工業
【糖アルコール】
上野製薬
カーギルジャパン
三井製糖
三菱化学フーズ
三菱商事フードテック
ロケットジャパン
【高甘味度甘味料】
味の素
キリンフードテック
三栄源エフ・エフ・アイ
セラニーズジャパン
大日本住友製薬
DICライフテック
東洋精糖
【機能性糖質】
三和澱粉工業
ユニチカ
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【市場動向】機能性甘味料の市場動向
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