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【市場動向】食用色素の市場動向

食用色素は消費者の健康志向を反映して、合成系の色素から天然系色素への流れが進み、さらに安定性が高く発色の良い天然色素製剤の開発が進んだことで、日本の天然色素市場は成熟市場に達したとされる。
色素市場は、一昨年から昨年の原料・原油価格の高騰による資材、輸送コスト、人件費などの上昇で厳しい状況にあり、さらに昨秋のサブプライムローン問題以降、加工食品の消費が冷え込みますます苦境に立たされている。
本稿では、天然色素市場の現状と、サプライヤーの動向についてみていく。


<各色素の主要サプライヤー>
●カラメル色素
日本カラメル工業会
池田糖化工業
昭和化学工業
仙波糖化工業
森田フードシステム
●カカオ色素
三井製糖
●クチナシ黄色
理研ビタミン
日農食品販売
保土谷化学工業アイゼン事業部
●マリーゴールド色素
ヤヱガキ醗酵技研
●サフラン色素
日本葉緑素
●パプリカ色素
グリコ栄養食品
三菱化学フーズ
ヤヱガキ醗酵技研
保土谷化学工業アイゼン事業部
●抽出カロテン
三菱化学フーズ
タマ生化学
●ヘマトコッカス藻色素
ヤヱガキ醗酵技研
●クチナシ赤色素
三井製糖
●ベニコウジ
理研ビタミン
ヤヱガキ醗酵技研
グリコ栄養食品
●コチニール色素
理研ビタミン
ヤヱガキ醗酵技研
●赤キャベツ色素
日農食品販売
三栄源エフ・エフ・アイ
●赤ダイコン色素
日農食品販売
三菱化学フーズ
●シソ色素
日農食品販売
保土谷化学工業アイゼン事業部
●パープルキャロット(紫ニンジン)
理研ビタミン
●紫イモ色素
日農食品販売
三栄源エフ・エフ・アイ
●ブドウ果皮・果汁
三栄源エフ・エフ・アイ
●クロロフィル
日本葉緑素
日農食品販売
●緑色製剤
三菱化学フーズ
丸善製薬
●イカスミ色素
日本葉緑素

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