健康素材の代表格ともいえる蜂産品の中でも「ローヤルゼりー」については、アンチエイジング・美容訴求の素材として安定した市場を築いており、その知名度を背景に高付加価値品から一般食品まで、製品形態の多様化が進んでいる。
一方「プロポリス」は、抗菌性・免疫活性訴求で市場が形成されているが、ここ数年の抗腫瘍訴求品の規制強化を受け、市場の低迷が続いていた。その状況が今春からインフルエンザ対策商品の流れの中で一変し、需要が活発化している。
本稿では、「プロポリス」「ローヤルゼりー」を中心に蜂産品の最新市場動向・開発動向をまとめ、今後の展望を探る。
<主な蜂産品サプライヤー>
ローヤルゼりーのOEMや、様々なタイプのプロポリスを揃える総合受託企業
アピ
有効成分の抽出にこだわり、代替医療でのプロポリス利用を広げる
日本自然療法
水溶化プロポリスに加え、新製品の発酵ローヤルゼりーが注目される
森川健康堂