未分類

日清製粉グループ、青大豆の抗アレルギー作用を証明

 日清製粉グループ本社とグループ会社の日清ファルマは、静岡県立大学との共同でアレルギー症状の軽減・予防効果を有する食品の開発を目的とし、豆類および雑穀70サンプルの中から、アレルギー緩和作用の指標になるTh1/TH2バランスの改善作用を有する機能性食品素材の探索をin vitro試験で行った。

 その結果、青大豆(エチゴミドリ)のアルコール抽出物および熱水抽出物にTh1/TH2バランス改善に効果を及ぼす可能性が示唆された。さらに、エチゴミドリの熱水抽出物は、アレルギーマウスを用いた動物実験にて、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患マーカーである血液中のIgE値の上昇を抑制しアレルギー症状を軽減させる機能性食品素材であると結論付けた。

関連記事

  1. 【11月号】製造プロセスから水処理、環境対策まで用途拡がる分離・…
  2. 食品開発展、機能性・安全性の世界的な展示会として注目集める
  3. 【11月号】食用色素の市場動向
  4. 超臨界抽出による新素材開発
  5. カナダの農業技術産業へのパートナーシップ・イノベーション・投資に…
  6. 完全自由化された特殊製法塩・輸入塩の市場動向を探る
  7. 【市場動向】健康機能で開発進む果実・野菜素材
  8. ●ウォルマート上陸のもたらすもの

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP