未分類

【3月号】殺菌・消臭・環境改善におけるオゾンの最新ソリューション

seisou.jpg

 食品衛生の基本は、製造ライン、施設の雰囲気殺菌、人の手指、食材などの除菌・洗浄の徹底が必要となるが、一方で食品の安全性を求める声の高まりの中、薬剤の多用を懸念する声も多い。

 このような中でオゾンは、「既存添加物名簿」に含まれていることに加え、殺菌力・酸化力が高くしかも過剰なオゾンは酸素に戻るため二次汚染を招く恐れがなく、残留の心配や環境への負担の少ないことで注目されている。さらに、インフルエンザやノロウイルスなどに対する抗ウイルス効果についても各社でエビデンスの集積が進んでいる。ただ、オゾンに対する正確な理解は意外にされておらず、まだその効果を十分利用されているとは言えない。

 本稿では殺菌・洗浄機能、さらに消臭などで利用が進むオゾン応用装置各種とソリューションを紹介する。


●洗浄・除菌での利用が広がるオゾン水アプリケーション

・ミネラルウォーター製造ラインのペットボトル容器及びキャップの殺菌・洗浄に最適な「MCFOZ型高濃度オゾン水製造装置」

 セントラルフィルター工業

●脱臭用途で導入が進むオゾンガスアプリケーション

・水ミストとオゾンガスによる調理排気の脱臭システム「ハイキクリーン」

 ハマネツ

●紫外線及び紫外線ランプのオゾンの応用製品

・オゾンとUVとの併用による促進酸化処理(AOP)技術を応用した水殺菌装置「UZON」

・昼間は紫外線による空気殺菌、夜間はオゾンガスにより室内の脱臭・殺菌を行う「バイオクリーン」

 セン特殊光源


関連記事

  1. 3月号特集 高機能食品をつくる製造技術
  2. 【支援技術】食品の高品質化・環境対策で利用が進む乾燥技術
  3. CLOSE UP
  4. 【1月号】大豆由来素材の最新動向
  5. NEWS ARCHIVES
  6. 【9月号】冷え性・血流改善素材の最新動向
  7. 【N-tecレポ】食品の有用性・安全性エビデンス取得の動きと受託…
  8. 【11月号】動き出したGFSI承認食品安全マネジメントシステム

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP