毎年、国民健康・栄養調査の結果が発表されているが、メタボリックシンドローム該当者数及び予備群数に大きな減少はなく、生活習慣病発症の危険性が高い者は依然多いままである。
先ごろ、来年度からの国民運動「第二次健康日本21」の開始に向けた基本方針の改正案が公表されており、それには高血圧の改善などで改めて数値目標が設定されたほか、メタボ予備群・メタボ該当者を2015年度には08年比で25%減という目標が掲げられた。
トクホでもメタボ対応製品の上市は続いており、最近発売されたトクホのコーラが人気を博している。ただしトクホ以外の製品に効果を表示できないため、消費者に製品特徴を伝えづらいという課題は今も残る。本稿では、メタボやダイエットの話題を紹介しながら、各素材やそのエビデンスを紹介していく。
【主なメタボ対応・ダイエット素材サプライヤー】
●血糖値対応素材
公知貿易
大日本明治製糖
タマ生化学
トヨタマ健康食品
日清ファルマ
バイオアクティブズジャパン
ハイドロックス
森下仁丹
ユニチカ
●コレステロール低下素材
ユニテックフーズ
アークレイグループ からだサポート研究所
●体脂肪・内臓脂肪減少素材
ILS
エーザイフード・ケミカル
エムジーファーマ
公知貿易
セティ
蝶理
TOWA CORPORATION
長瀬産業
日清オイリオグループ
バイオアクティブズジャパン
プロテインケミカル
丸善製薬
森下仁丹
ユニチカ
リコム
ロンザジャパン
●食欲抑制系素材
DSMニュートリショ ンジャパン
ビーエイチエヌ
マルハチ村松
ラティーナ
●「食物繊維と甘味料の再発見」
(難消化性デキストリンとレアシュガースウィートの提案)
松谷化学工業