未分類

【9月号】有機酸の市場動向

remon.jpg

 クエン酸、リンゴ酸、乳酸等の有機酸は、清涼飲料水をはじめ加工食品の酸味付けや味の調整、pH調整などを目的に幅広く用いられている。ここ数年は食品分野での需要量は大きな変化はなく市場規模としては横ばいで推移しているが、昨年から炭酸飲料がブーム的に拡がっていることや、最近の猛暑による熱中症対策や節電を意識した暑さ対策で飲料ニーズが高まっていることはクエン酸など酸味料の飲料需要にとっては追い風だと思われる。

 また、有機酸は原料の価格変動の影響を受けやすく、穀物や原油などの価格動向は気になるところだ。本稿では、原料の市況についても注視しながら、国内外の各有機酸サプライヤーの動きをみていく。


【主な有機酸サプライヤー】

●クエン酸
磐田化学工業
研光通商
扶桑化学工業
丸善薬品産業
●リンゴ酸
磐田化学工業
研光通商
扶桑化学工業
●乳酸
研光通商
B&Gジャパン
ピューラック
●酒石酸
扶桑化学工業
●グルコン酸
扶桑化学工業
丸善薬品産業
●酒石酸
●グルコン酸


関連記事

  1. 【品質安全】食品品質管理システムと表示・記録関連技術
  2. 【11月号連載】機能性表示食品の発売動向を追う(37)
  3. 【市場動向】機能性甘味料の市場動向
  4. 残留農薬ポジティブリスト5月29日施行へ、秒読み態勢
  5. 編集部から
  6. 海外開発トピックス
  7. 編集部から
  8. 機能性訴求の新たな表示制度、始動

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP