日々変化する「食シーン」の中で、消費者の新製品への要求は、情報の氾濫と共に多様化している。食品メーカー各社も新しいトレンドを形成する商品の開発に余念がなく、飲料・加工食品を中心に毎年数多くの新製品が上市されている。それら新製品開発において、美味しさのポイントとなるフレーバーの役割は大きい。飲料用途での新規フレーバー、惣菜で求められる耐光性・耐熱性フレーバー、冷食・レトルト食品などでの加工耐性、高甘味度甘味料などのマスキングフレーバー、香りのみならず食品添加物としての機能性を求められるケースも多くなってきた。
本稿では、フレーバー市場の現状を見ながら、2003年の香りのトレンドを探る。
●注目のフレーバーサプライヤー
・ヴィルドジャパン
・小川香料
・小林香料
・三栄源エフ・エフ・アイ
・塩野香料
・センシエントテクノロジーズジャパン
・曽田香料
・高砂香料工業
・高田香料