バックナンバー

乾燥装置の開発動向【特集】

食品業界における乾燥機の市場動向と乾燥技術の最新動向
食品の乾燥は、古くから利用されている基本的な食品加工技術として広く浸透している。現在利用されている技術としては、熱風乾燥、噴霧乾燥、ベルト乾燥、真空凍結乾燥などが挙げられるが、最近では、噴霧乾燥と造粒、減圧とマイクロ波などを複合化した付加価値の高い乾燥技術の開発が進んでいる。長引く不況の影響により、食品業界の設備投資マインドも低迷を余儀される中で、引き合いはあるものの乾燥機に対する国内需要は相対的に落ち込んでいる。こうした状況下、乾燥機関連メーカーは、省エネ・省スペース、環境対応、サニタリー性の向上に加えて、最終製品に付加価値を生み出す乾燥技術を開発することで、新たな需要創造に注力している。
本稿では、食品業界における乾燥装置の市場動向を踏まえ、多様化・高度化する食品乾燥技術の最新の動きを探る。


●付加価値の高い乾燥装置
大川原製作所
奈良機械製作所
東洋技研
フロイント産業
・日本乾燥機
パウダリング・ジャパン
大川原化工機
パウレック
日本バイオコン

●付加価値の高い乾燥装置
・テクノシグマ
深江パウテック

関連記事

  1. 【6月号特集】高齢者のQOLを高める食品開発
  2. 9月号特集 注目の食品加工技術
  3. 【2023年4月号】特集/精密発酵・細胞培養による食品素材開発
  4. 【4月号特集】安全確保・健康機能開発と分離技術
  5. 7月号特集 食品と脳機能(「フード・フォラム・つくば」より)
  6. 【2016年9月号・特集】天然物からの機能性素材開発
  7. 【10月号特集】これからの食品開発を考える
  8. 【1月号特集2】DHA・EPAによる疾病予防(DHA・EPA協議…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP