3月のFOODEX JAPANに合わせ、カナダの食品関連企業54団体が来日を予定しており、それに先駆け、カナダ大使館ではメディア向けに来日団体についての説明会を20日に行った。
来日企業を扱い製品別に見ると、メープルシロップ関連企業が最も多く10社を占め、健康食品やブルーベリー、クランベリーなどのフルーツ関連製品を取り扱う企業が10社、その他、大麦などの穀物や肉関連、シーフード関連企業も。
原材料・素材を扱っている企業も多数あり、キヌア製品を扱うNorthern Quinoa Products社や、そら豆製品を扱うPrairie Fava社などがある。今年のカナダのインベストメント・チャンピオン・プログラムの1つとして、植物性プロテインクラスターが任命されており、欧米で高齢者へのたんぱくの必要性が叫ばれるなか、そら豆などの植物性たんぱくの輸出に力が入る。
また、カナダのオーガニック団体、カナダ・オーガニック・トレード・アソシエーション(COTA)も来日予定で、今後拡大すると予想される日本のオーガニック市場へのカナダ製品の拡大に力を入れる。
来日団体は来日期間中、展示会への出展や国内バイヤーなどを集めたレセプションなどへの参加を予定しており、日本での更なるビジネスの拡大を狙う。