――ここでは雑誌に掲載した内容の一部を紹介いたします。
機能性表示食品の発売動向を追う(31)機能性表示食品の届出・受理の現状
機能性表示食品の受理件数は、3月31日現在で1,269件となった。3月1日~3月31日までの受理製品は22件で表 1(※注:本誌『食品と開発』5月号の記事内に掲載)のとおり。この1ヶ月間の企業の新規受理は7社で、3月末時点での受理企業の総数は376社となった。年初より増加傾向にあった臨床試験による評価は無かったが、脳機能関連の受理は4件で総受理数に対する割合は高かった。
3月末に消費者庁が「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」を改正、糖質・糖類が追加された。また運用面では、届出資料の簡素化や届出確認の迅速化が図られることが決定されたことから、今回追加された糖質・糖類を含めた受理が今後加速化することが予想される。
新規受理はつがる弘前農業協同組合が「プライムアップル!(ふじ)」(関与成分:リンゴ由来プロシアニジン)で初の受理。生鮮食品の受理はこれで13件目だが、りんごでは初めて。そのほか、ナガノトマトが「信州生まれのおいしいトマト(食塩無添加)」(同:GABA)、コモが「ファイバーケーキ」「ファイバーケーキチョコ」(同:難消化性デキストリン(食物繊維))、アロハージャパンが「記憶のきらめき」(同:イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン)、アトピーレスキューが「パインピア」(同:パイナップル由来グルコシルセラミド)、武田コンシューマーヘルスケアが「緑の習慣 ビフィズス菌」(同:ビフィズス菌BB536)、カネハツ食品が「サラダに!まめ」(同:大豆イソフラボン)で初受理となった。
―以下、続きは月刊『食品と開発』5月号にてご覧ください。
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